時計仕掛けの執着

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評伝紫式部 世俗執着と出家願望 (いずみ昴そうしょ) [ 増田繁夫 ]

世俗執着と出家願望 いずみ昴そうしょ 増田繁夫 和泉書院ヒョウデン ムラサキ シキブ マスダ,シゲオ 発行年月:2014年05月 ページ数:384p サイズ:全集・双書 ISBN:9784757607026 増田繁夫(マスダシゲオ) 昭和10年(1935)兵庫県小野市生。

京都大学文学部卒業。

梅花女子大学、大阪市立大学、武庫川女子大学等に勤務。

大阪市立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 過渡期を生きる人々/第1章 紫式部の家系と家族/第2章 紫式部の女房生活/第3章 平安中期の女官・女房の制度/第4章 紫式部の同僚女房たちとの生活/第5章 現世出離の希いと世俗執着/第6章 晩年の紫式部/第7章 紫式部の出家志向と浄土信仰 紫式部の生きた時代・十一世紀末は、貴族社会の大きな転換期であった。

その過渡期の時代に身を置いた紫式部は、「いかに生きるべきか」と思い悩みながらも、社会的地位への世俗的欲望を持ち、花鳥風月の官能のよろこびに執着した。

その紫式部の姿や思考の特質を追及する。

「気むずかしい紫式部」「明るい清少納言」という通説を一新。

二千円札の紫式部の肖像は、紫式部の侍女。

本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)

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